タシマ ユウコ   Tashima Yuko
  田嶋 裕子
   所属   産業医科大学病院  診療科 呼吸器・胸部外科
   職種   助教
言語種別 日本語
発表タイトル O13-3.当科にて治療を行った胸腺癌症例の検討
会議名 第58回日本肺癌学会学術集会/一般演題(口演)13 縦隔腫瘍
学会区分 全国規模の学会
発表形式 口頭
講演区分 一般
発表者・共同発表者名部 裕介・竹中  賢・福市 有希子・本多 陽平・西澤 夏將・有村 ゆう子・金山 雅俊・平良 彰浩・篠原 伸二・桑田 泰治・近石 泰弘・岡  壮一・平井 文子・田嶋 裕子・米田 和恵・黒田 耕志・今西 直子・市来 嘉伸・田中 文啓
発表年月日 2017/10/14
開催地
(都市, 国名)
横浜市/パシフィコ横浜
学会抄録 肺癌 57(4) 2017
概要 【はじめに】オシメルチニブはEGFR-TKI治療後のT790M耐性肺癌に対して劇的に奏功し,EGFR陽性肺癌の治療戦略に重要な薬剤となりうる.今回当科においてオシメルチニブによる治療を行った症例の臨床的背景・治療効果について後方視的に検討した.【対象と方法】2016年6月~2017年3月までに当科でオシメルチニブを投与した7症例について検討を行った.【結果】患者背景について,投与時の年齢中央値は66歳(56-85歳),男/女1/6例,初回治療開始時の病期はIIIA期1例・IIIB期2例・IVA期2例・IVB期2例であった.組織型は全例腺癌,EGFR遺伝子変異タイプは19deletion 5例,L858R 2例であり,治療ライン中央値は4次(2-6)であった.再生検部は胸水(セルブロック作成)2例・肺組織2例・心嚢液(セルブロック作成)1例・腸骨1例・血漿1例であり再生検時期は1次治療後2例・2次治療後3例・3次治療後1例・4次治療後1例であった.有害事象はGrade2の倦怠感を1例に認めたのみであった.治療効果はPR 4例・SD 1例・非CR/非PD 1例でresponse rateは66.6%であった(1例は3月導入のため未評価).現在1例を除いた6例がオシメルチニブ投与中である.EGFR-TKI耐性後の肺癌患者に対する再生検に関しては,時期や部位により手技の困難さなどの問題点が挙げられるものの,オシメルチニブは有害事象も少なく非常に有用な治療であると考えられた.