タシマ ユウコ   Tashima Yuko
  田嶋 裕子
   所属   産業医科大学病院  診療科 呼吸器・胸部外科
   職種   助教
言語種別 日本語
発表タイトル P18-3 術後再発したEGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌に対する当 科における治療方針の検討
会議名 第33回日本呼吸器外科学会総会/一般示説18 肺癌 再発治療
学会区分 全国規模の学会
講演区分 一般
発表者・共同発表者近石 泰弘、小林 健一、小山 倫太郎、由良 冴希子、松宮 弘喜、篠原 周一、竹中 賢、岡 壮一、 田嶋 裕子、黒田 耕志、米田 和恵、今西 直子、永田 好香、浦本 秀隆、田中 文啓
発表年月日 2016/05/13
開催地
(都市, 国名)
京都市/国立京都国際会館
学会抄録 日本呼吸器外科学会雑誌 30(3),77 2016
概要 【はじめに】EGFR遺伝子変異陽性の進行・再発非小細胞肺癌に対してEGFRTKIを一次治療で使用するか 否かは意見の分かれるところである。今回、術後再発したEGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌に対して、当 科での治療方針がとのような傾向があるか、またその予後について後方視的に検討した。【対象】2007年1 月から2012年4月までの5年4ヶ月に当科で手術し、完全切除した非小細胞肺癌543例で再発した123例の 中でEGFR遺伝子変異が陽性であった20例(19deletion:11例、L858R:9例)について検討した。【結果】 性差は男/女 7例/13例、再発時年齢は73歳(中央値:4390)、喫煙歴は有/無 7例/13例、術後病期はIA 3例、IB 2例、IIA 2例、IIIA 9例、IIIB 4例、組織型は1例がpleomorphicで、残りが腺癌であった。再発 形式は局所再発2例、遠隔再発18例であった。治療方針に関して、一次治療にEGFRTKIを使用した症例 (TKI群)が11例、殺細胞性抗癌剤を使用した例(chemo群)が6例、局所治療が2例、無治療が1例であっ た。対象の20例全体の生存期間の中央値(MST)は1331日、TKI群が873日、chomo群は5年生存率が55.6% であった(p=0.090)。再発時の年齢はTKI群が68歳(中央値:4385)、chemo群が76歳(中央値:6280) であった。TKI群は7例(63%)に二次治療が行われ、chemo群は全例に二次治療としてEGFRTKIが投 与されていた。【まとめ】術後再発したEGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌は局所治療例、無治療例を除い て全例にTKIが使用されていた。再発後の生存期間はchemo群の方が長い傾向にあった。