Sakai Akinori
   Department   Wakamatsu Hospital of the University of Occupational and Environmental Health  Hospital President, Wakamatsu Hospital
   School of Medicine  Orthopedic Surgery, Clinical Medical Sciences
   Position  
Article types journal article
Language English
Peer review Peer reviewed
Title 多施設共同研究による非定型大腿骨骨折の検討(Study of Atypical Femoral Fracture Cases Coupled in a Multicenter Study)
Journal Formal name:産業医科大学雑誌
ISSN code:0387821X/21872864
Domestic / ForeginDomestic
Publisher 産業医科大学
Volume, Issue, Page 38(3),207-214頁
Author and coauthor 善家 雄吉, 池田 聡, 福田 文雄, 田中 正宏, 田中 秀敏, 平野 文崇, 酒井 昭典
Publication date 2016/09
Summary 非定型大腿骨骨折(atypical femoral fracture:AFF)は、ビスフォスフォネート(BP)製剤の長期使用、あるいは日本人高齢者における外彎した大腿骨におけるストレス骨折など幾つかの要因が関与している。しかしながら、各施設単独では、まとまった症例数を経験することができないため、当院および関連施設において過去に発生したAFF症例を多施設共同研究として集積した。本研究の目的は、そのデータを解析し、特徴を分類化することである。対象は、多施設で発生したAFF24症例34骨折(両側8例)、男性1例、女性23例で、平均年齢73.0歳である。評価項目は、ビスフォスフォネート(BP)製剤使用の有無と使用期間、その他薬剤使用歴、合併症の有無、骨折部位、大腿骨外彎の有無、骨生検パラメータ、骨癒合期間などとした。結果は、BP製剤使用例は19例、投与期間は平均6.1年であった。骨折部位は、転子下16、骨幹部18であり、完全骨折22、不全骨折12であった。また大腿骨外彎ありは16例で、すべて骨幹部に発生していた。骨癒合期間は平均9.0ヵ月であり、完全骨折が平均11.3ヵ月であったのに対し、不全骨折は平均3.7ヵ月であった。全症例をBP関連型:2例、薬剤・合併症型:3例、外彎型:2例、混合型:17例に分類した。本骨折の成因は単一のみでは説明し難く、相互作用による骨質の劣化や、機械的ストレスが絡んだ多因子関与であった。(著者抄録)
DOI 10.7888/juoeh.38.207
Document No. 2017027049
PMID 27627968