モリタ ヒロミ
  守田 弘美
   所属   産業医科大学病院  診療科 小児科
   職種   助教
論文種別 原著
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 産業医科大学病院新生児集中治療病棟における重症新生児仮死に対する脳低温療法の検討
掲載誌名 正式名:産業医科大学雑誌
ISSNコード:0387821X/21872864
掲載区分国内
出版社 産業医科大学
巻・号・頁 32(2),205-211頁
著者・共著者 荒木俊介, 高橋大二郎, 松井美優, 斉藤玲子, 守田弘美, 石井雅宏, 千手絢子, 森下高弘, 高野志保, 千葉宙門, 森治郎, 久保和泰, 佐藤弘, 川上章弘, 下野昌幸, 白幡聡, 楠原浩一
発行年月 2010/06
概要 2001年から2007年に新生児集中治療病棟において脳低温療法を施行した重症新生児仮死児21例を対象に、予後と予後におよぼす要因を診療録を用いて後方視的に検討した。退院時の予後は11例(52.4%)が良好、5例(23.8%)が後遺症あり、5例(23.8%)が死亡であった。死亡あるいは後遺症を残した10例は予後良好例と比較して在胎期間が短く、Apgarスコアが低い傾向にあり、血中乳酸値が有意に高値であった。特に、在胎週数34週未満(3例全例)、入院時血中乳酸値200mg/dl以上(7例中6例)は予後不良因子と考えられた。また、7/10例が脳室内出血、4例が急性腎不全を合併しており、これらの病態は予後に悪影響をおよぼすと考えられた。重症新生児仮死に対する脳低温療法は脳保護効果が期待できる治療法であるが、一方で、上記の予後不良因子を含むハイリスク症例に対しては脳低温療法導入の中止または管理温度や冷却方法の変更など、管理方法についても再検討する必要性が示唆された。(著者抄録)
文献番号 2010234152