イガラシ リョウタ   Igarashi Ryota
  五十嵐 亮太
   所属   産業医科大学病院  診療科 小児科
   職種   助教
論文種別 症例報告
言語種別 日本語
査読の有無 査読あり
表題 早期の単純血漿交換療法と免疫抑制剤導入が有効であった抗筋特異的チロシンキナーゼ(MuSK)抗体陽性重症筋無力症の1例
掲載誌名 正式名:脳と発達
ISSNコード:00290831/18847668
掲載区分国内
出版社 (一社)日本小児神経学会
巻・号・頁 50(4),288-291頁
著者・共著者 ◎浅井完, 石井雅宏, 下野昌幸, 五十嵐亮太, 松田夢子, 福田智文, 千手絢子, 高野志保, 塩田直樹, 楠原浩一
発行年月 2018/07
概要 小児の抗muscle-specific tyrosine kinase(MuSK)抗体陽性の重症筋無力症(MG)は稀であり、治療法も確立していない。小児での予後は成人に比して不良である。我々は早期の単純血漿交換療法(PE)と免疫抑制剤の併用が効果的であった抗MuSK抗体陽性MGの1例を経験した。患児は12歳から眼球運動障害、眼瞼下垂、嚥下障害を認め、抗MuSK抗体が陽性であった。ステロイドパルス治療を2コース施行したが、症状の改善に乏しかった。そのため3コース目は行わずステロイド内服とPEの併用に変更した。PE2コース終了後から眼球運動障害や眼瞼下垂は消失し、4コース終了時には嚥下障害も消失した。5コース終了後直ちに、tacrolimus内服を開始した。発症2年後も寛解を維持している。小児抗MuSK抗体陽性MGにおいてはPEや免疫抑制剤といった積極的治療を早期に試みるべきであると考えた。(著者抄録)
文献番号 S706280009<Pre 医中誌>